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ラウ・カ・バサ Lẩu cá BASA nấu ngọt [バサフィッシュの甘い鍋]

バサ魚鍋バサというのはベトナム南部アンジャン省のメコン川流域で養殖されている魚。それを鍋にしてもらった(Lẩu=鍋、cá=魚)。
コックという魚も養殖されているようですが「コックはなくなったので代りにバサで作るってのはどう?」という提案にのり、バサにしたら値段がぐっと下がった。コックの方が大きい魚だったのかも。
ベトナム南部は全体的に甘辛く濃い味付けが特徴的。だから鍋も「nấu=煮る」、「ngọt =甘く」という調理法になるのかな?



バサ魚鍋2
バサ魚鍋3
バサ魚鍋4
バサの頭
ジウ,酒
酒の瓶
店内の様子
注文後、なかなか出てこないなぁと思っていたら、山羊鍋とは異なり、
この魚鍋は予め調理された物が鍋ごと出てきた。

アルミ製の土台にごろごろっと固形燃料をぶち込み、鍋をセット。
そして、目の前で温めてふうふう言いながら食べる。

味は甘くて酸っぱくて辛い。フルーティーな甘酸っぱさにぴりっと唐辛子。

「この甘さ、パイナップルだけじゃないなぁ?タマリンド?」
と鍋底をごそごそあさっていたら、梅干しの様にしわがれたタマリンドが出てきた。

その他、トマトや漬け物も酸味や甘み、塩気をプラスしていて、
この4つの素材の持つ別々の酸味が混ざり合う不思議な鍋だ。
カインチュア(ベトナム人が大好きな酸っぱいスープ)にそっくりの味付け。

カインチュアと同様に魚は別に出てきたたれに付けながら食べます。
バサフィッシュは見ての通りとてもごつい顔していて頭の骨はすごく硬い。
身はこってり油が乗っていて酸味のあるスープによく合っていた。

野菜はオクラとサトウキビの茎みたいな繊維質たっぷりの野菜のみ。
肉の鍋だと葉っぱ系のものが一杯添えられて、煮ながら食べますが、
魚の鍋だと予め煮ていても煮くずれない野菜が主流の様です。

実はこのお店、牛の鍋(Bò Thở Tiếm。牛 呼吸するってことは横隔膜?心臓?)が売り。
周りのベトナム人を見ているとほとんどの人が牛鍋を食べていました。

牛鍋は予め煮た肉類を土鍋に入れてサーブされ、
テーブルで野菜や麺を加えながら食べる山羊鍋と同じスタイル。

隣のテーブルに至っては、牛鍋が終わったあたりでケータイで友達を呼び、
友達が来たところで魚鍋を注文してまたくっていた・・・。
「な、鍋を連続注文するんすか?」とちょっとびっくり。

確かに、最初から宴会に参加していた面々も違う味が楽しめるし、
友人も人の食べ残しじゃなくて新しい物を食べれるし理にかなった食べ方だ。

しっかし、本当に好きなんですねぇ。鍋。
日本人の感覚だと暑い夏は冷たくてさっぱりしたものですが、
もうちょっと甘さを抑えれば日本人にもぴったりかも。

Nhà Hàng restaurant

19 Nguyen Van Cung, Long Xuyen, ベトナム

店の外観 ホテルロンスエンのロビーフロアに併設するレストラン
Nhà = 家・本場、Hàng =行列ってことは、行列が出来る本場のレストランって意味かな?

散歩してお店を物色してホテルに戻ったら大にぎわいでびっくりした。
地元民はスープ代わりに鍋を注文し、他のおかずを数品とって食べる。
勿論、お酒はジウです(メニューに載ってません)。ビールより安い。
ジウは頼むとカメからとっくりに入れて出してくれて雰囲気が◎。
ベトナム料理のメニューが豊富で鍋を頼まなくても充分楽しめます。

タグ : BASA , lau ca basa , カインチュア , バサ , メコン川 , ロンスエン , 淡水魚 , 煮込む , 酸っぱい , 鍋 , 養殖魚 , 魚