豆腐海蛎子 doufu hailizi [豆腐と牡蛎のうま煮]

油を投入した鍋にニンニクと生姜を入れて香りを出した後、湯を注ぎ入れて熱し、 豆腐、牡蠣、葱の順に投入してさっと煮込んだ料理。
味つけはシンプルに塩のみなので優しい味わいです。
中国全土で考えると海水魚よりも淡水魚の方が食されますが、
新鮮な海の幸が豊富な海沿いの町では海産物が一般的です。
中国で海鮮料理というと広東料理のイメージがありますが、
大連など東北の海沿いでも、海産物は名産品です。
中国東北地方で最大の漁獲量を誇るだけに海鮮市場もいくつもありますし、 新鮮な魚介類を食べさせるお店は町中の至る所にあります。
中でも牡蠣は大連を代表する食材。養殖も盛んです。
日本と同じく、新鮮な物は生で食べることもあるそうですが、
小さな市場では氷をしかずに魚介類を売っている姿を見ることもあるので、
生牡蠣は避けた方が無難かも~と思う。
ちなみに大連の言葉は「牡蠣の味」とか「牡蠣くさい」と言われるそうです。
要は「大連の言葉はなまっている」ということを特産の牡蠣をもじって皮肉っているらしい。
つまりそんな例えに使われるくらい、大連では牡蠣を食べているということですね。
日本で売られている牡蠣よりも全体に小ぶりで食べ応えはありませんが、
味つけもサッパリしていて食べやすいので、万人向けのおかずですよ。
方玲酒店
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