夢ごこち杏仁豆腐
杏は中国北部原産。紀元前3000年頃からすでに栽培されており、シルクロードを経て中央アジア、その後、ヨーロッパに伝わり栽培されるようになったそうな。日本には平安時代以前に中国から伝わって、「唐桃」と呼ばれ薬用として使われた。今では長野が有名ですね。
その原産国の中国では、昔から薬用(要は漢方)として用いられ、杏の種の中身(仁)はご存じの「杏仁豆腐」としてお菓子に。
そう言えば、梅干しの種の中身も割って、「てんじんさん」とか言いながら食べてましたが、今更ながらその”じん”は「仁」だったのですね。
※中国人は、杏だけでなく種がとても好き。中国旅行に行くと、やたらに南瓜の種だのひまわりの種だのをぼりぼり食べているのを見かけますが、みんなビタミンたっぷりの身体にいいお菓子です。
ちなみに、パキスタンの山の上、フンザ地方は杏の産地として有名ですが、あそこは世界一の長寿の地方と呼ばれています。ここからも中国に杏仁が流れて行きそうです。
さて、話は元に戻って杏仁豆腐です。
ちまたでは「アーモンドエッセンス」を使ったものを杏仁豆腐と言っている本もあったりしますが、正しくは杏仁を使った豆腐みたいなゼリーです。杏仁の香りとアーモンドエッセンスの香りが似ているからだそう。
杏仁を水とともにミキサーにかけて濾し、エバミルク、生クリームを加え、寒天で固めます。最近流行のとろとろ系杏仁豆腐は、生クリームの量が多い。
写真は、関東にチェーン展開している中国ラーメン店、揚州商人の夢ごこち杏仁豆腐。
口の中でとろけて、甘さも絶妙で、ラーメンの後につい頼んでしまう一品。デザートがコレしかないのも、自信作の証拠ですね。
【揚州商人 URL http://www.whistle-miyoshi.co.jp/yousyuu/】
「ああ麗しの杏仁豆腐」URL http://www.myu.org/~yuki/annin/index.html ←このサイト面白いです。



