東京で桜肉。シルクロードの馬肉やさん。
江戸時代の終わり、八王子近郊や甲信地方で取れた生糸は、八王子で集められ、その頃開港した横浜港まで運ばれ、輸出されていた。それ故、遣水街道、浜街道を呼ばれるその道は、絹を運ぶことから「絹の道」と呼ばれていた。
地図を見ればわかりますが、八王子と横浜の間には「町田」があります。ここは、その絹運びの中継点で、一大問屋街だった。絹を降ろしたりしてたんでしょう。
10里ものながーい道のりを往復するうちに歩けなくなっちゃった馬はというと、ここで「肉」にしてしまって食べたんだそうな。
だから、九州でも信州でもない東京の町田の名物が「馬肉」!写真は、明治からお店をしているという柿島屋の桜鍋と桜肉のハム、桜肉のぬた、そして焼酎の梅割でございます。
まずは、定番、桜鍋です。
桜肉(馬肉)、白滝、ゴボウ、葱、豆腐を関東風のすき焼きと同じような砂糖醤油の割り下で煮ます。お好みで卵を付けて。ここの店では、ほとんどの人が鍋か刺身を注文する。仕事帰りに焼酎でプハーですね。
そして、サイドメニューはといえば、「(桜肉の)刺身」「(桜肉の)ぬた」「(桜肉の)メンチカツ」「(桜肉の)チョリソー」「(桜肉の)ハム」「(桜肉の)煮込み」と全てが馬づくし。
鍋用にそば玉とかあるのですが、さらにそばカレーだの、カレーメンチだの、マニアック過ぎるラインナップ。
ええ、ご想像通り、ご飯の代わりにゆでそばにカレーをかけた料理と、メンチカツにカレーをかけたものです。普通にカレーライスっていうのもあったりしますが。
馬肉は煮込みすぎると堅くなっちゃうそうなので、しゃぶしゃぶっと火を通したら食べてください。
【柿島屋】
住所:東京都町田市原町田6-19-9。
電話:042-722-3532
JR町田駅、小田急町田駅からそれぞれ5分くらいの場所に。平日は、16時より22時まで。休日は12時より21時までやってます。定休日は水曜日。

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