チュペ chupe [ペルー風チャウダー]
川えびの濃厚なだしに牛乳を混ぜ、ハーブで味つけしたもので、魚で作ったチュペなどよりもずっと味が濃くて美味しい。
このチャウダーの特徴としては、ペルーの特産品でもあるジャガイモが必ず入っていること。また、具の一つとしてご飯が入っていて洋風雑炊のような味わいであることもあげられる。
この西洋料理がペルー風に変化したと思われるこのスープも
ペルー料理と同様に唐辛子がほどよく使われている。
えびのうまみが余すところなく溶け込んだ濃厚なスープの中に、
トマトの酸味、ジャガイモのほくほく感、牛乳の甘みとクリーミーさ、
さらにそれにほんの少し唐辛子のぴりっとした辛みが加わる。
後で知ったがこのスープのクリーミーなコクの正体はチーズなのだ。
言われて見ればチーズ・・・というくらいマイルドな味わいで、
このスープ一つであらゆる材料が自己主張をせずにほどよく混ざり合う
ペルー料理の神髄を見た気がする。
ペルーで驚いたのはコミーダ(大衆食堂)の2ソレス(70円)の昼定でも
メイン料理の他に皿にあふれんばかりに注がれたスープが出てくること。
(安い昼定食で材料費が高いチュペが出てくることはありませんが)
単品でスープを頼んだ時も同じことで、このスープも量が半端ではない。
写真だとわかりにくいですが、深めのカレー皿になみなみと注がれた感じ。
このページ掲載のチュペは、どれも1リットルくらいある。
日本のランチセットにつくスープって、せいぜいカップのコンソメだもの。
日本に来たペルー人はその量の少なさにびっくりするだろうなぁ。
このスープは超が付くほどオススメの一品です。
ペルーでは、是非、食べてください。
チュペ・デ・ランゴスティーノ(海老のチュペ)の作り方
材料:
※海老は甘エビなど殻ごと食べられる柔らかいものがベスト。
殻が固い海老を使う場合は殻を剥いて別にスープを取って濾した方がよい。
参考≫ えび出汁の取り方
※卵はポーチドエッグの様に崩さずに煮て、食べるときに黄身をとろりとやるのがポイント。
※日本で作るならトウモロコシや空豆が手に入る夏がオススメです!
空豆、枝豆がない季節はインゲンで代用するのもよい(色が変わるので最後の5分で煮る)。
有頭海老 500g
ジャガイモ 大3個
トマト 大2個(缶詰のトマトなら2/3缶くらい)
タマネギ 1個
卵 好みで2~3個
ニンニク 1かけ
枝豆や空豆の緑の豆類 1カップ
トウモロコシの粒 1本分
インディカ米 1カップ
アヒアマリージョ 小さじ1
アヒ・パンカ 小さじ1
牛乳 1カップ
クリームチーズ 100g
オレガノ 小さじ1
ミントの枝 1本
コリアンダー 適量
塩、胡椒、クミン 適量
サラダ油 適量
- まず、野菜を準備します。トマトは湯むきし食べやすい大きさに切る。
ジャガイモは一口大、タマネギ、ニンニク、コリアンダーはみじん切りにする。 - 豆類はさやから出し、米は洗ってざるにあげておく。
- 鍋に1リットルの水を入れ火にかけ、沸騰したら海老を入れて5分ほど軽く茹でる。
- 鍋を火から下ろし、海老をスープからとりだし、冷めたら頭のところでちぎっておく。
- フライパンにサラダ油を引き、ニンニク、タマネギを黄金色になるまで炒める。
- 5にアヒ・アマリージョ、アヒ・パンカ、塩、胡椒、クミン、オレガノ、ミントを入れる。
- 6にトマト、ジャガイモ、豆類、米、海老の頭を入れ軽く炒めあわせた後、
海老スープを入れて野菜や豆が柔らかくなるまで中火で20分ほど煮込む。 - 7にクリームチーズ、牛乳を入れて軽くかき混ぜてスープによくなじませる。
- 茹でておいた海老、コリアンダー、好みで卵をおとし、5分ほど煮込む。
- 塩胡椒で味を調えたらできあがり。
※海老は甘エビなど殻ごと食べられる柔らかいものがベスト。
殻が固い海老を使う場合は殻を剥いて別にスープを取って濾した方がよい。
参考≫ えび出汁の取り方
※卵はポーチドエッグの様に崩さずに煮て、食べるときに黄身をとろりとやるのがポイント。
※日本で作るならトウモロコシや空豆が手に入る夏がオススメです!
空豆、枝豆がない季節はインゲンで代用するのもよい(色が変わるので最後の5分で煮る)。
チュペ・デ・カマロネス レシピへのリンク (参考)
ところで、日本では川エビというと四万十川流域で食べられます。
四万十の民宿で食べたい!とリクエストしたら唐揚げと煮物で出てきました。
高知県のスーパーでは季節になると鮮魚コーナーに川えびが並びますが希少品です。
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