カルド・デ・ガジーナ caldo de gallina [鶏のスープ麺]
クリオーリャ料理の一つで、ペルーでは一般的。カルド・デ・ポージョもありますが、ガジーナ(雌鳥)の方が肉が固め。
味つけは塩で整えただけなのでなんだか中国西域のスープ麺みたいですが、ジャガイモがごろごろっと入っているのはやっぱりアンデスっぽい。
元々アンデス地方では小麦が栽培されていませんでした。
スペインの入植と共に小麦が伝わり栽培も始まります。
鶏も牛も豚もスペインが入植する前にはおらず、
リャマやアルパカがインカ人のタンパク源。
鶏肉は育てやすさや卵の利用と相まって、最初にインディオの常食として根付いた家畜です。
(牛などは積極的に食べなかったそうだ。昔の日本も似たようなものですね)
従って、この料理は、スペイン人が伝えた小麦と鶏肉が、
元々あったジャガイモと合わさって出来たクレオール料理※の一つ。
麺は腰のないうどんみたいですが、これは高地のせいもあるかも。
ちょっと塩味がキツイのが難でしたが(これはコックの味つけのせい?)、
麺が食べたいなぁと思ったときに食べてみるのもいいかもしれません。
ただし、ジャガイモが入っているからか麺の量は半人前くらいです。
旅先で高山病になって食欲のないときなど、頼んでみてはどうでしょうか?
レシピは特にリンクも掲載しません。
鶏肉でスープをとって、茹でジャガイモ、スープを取った後の鶏、
パスタ(うどん)を入れて塩胡椒で味を調えたらできあがりです。
スパイスは肉を煮込むときにオレガノを少々ふるくらい。
- ※クリオーリャ料理とは?
- クレオールは中南米独特のという意味。新大陸生まれのスペイン人をクリオーリョと呼ぶ。
- クリオーリョが土着の食物や調理法を自らの食文化に取り入れて出来た中南米独特の郷土料理。
- (日本の洋食と似たような物ですね。ペルー風洋食かな)
- クリオーリョが土着の食物や調理法を自らの食文化に取り入れて出来た中南米独特の郷土料理。
関連記事
- アルパカ・コン・トゥンタ alpaca con tunta [アルパカの芋添え]
- エチソ・デ・ポジョ hechizo de pollo [ペルー風ラタトゥーユ]
- エンパナダス empanadas [ペルー風ミートパイ]
- オユキート・コン・チャクイ olluguito con charqui [干し肉とオユコ炒め]
- カウサ・デ・ポジョ causa de pollo [ペルー風ポテトサラダ]
- カプチ・デ・セタス kapchi de zetas [キノコのキャセロール]
- ケソ・フリート queso frito con papas [チーズフライ]
- セコ seco de cabrito [肉の香草煮込み]
- セビッチェ cebiche [魚介類のマリネ]
- タジャリン・コン・ポジョ tallarin con pollo [鶏肉のタリアッテレ]
- チチャ chicha [トウモロコシビール]
- チャンチョ・コン・タウシ chancho con tausi [豚肉の豆豉炒め]
- チュペ chupe [ペルー風チャウダー]
- トゥルチャ・フリートス trucha fritos [鱒のフライ]
- パパ・ア・ラ・ワンカイーナ papa a la huancaina [ジャガイモのチーズソース]
- ロコト・レジェーノ rocoto relleno [唐辛子の肉詰め]
- ロモ・サルタード Lomo Saltado [牛肉と野菜の醤油炒め]



