ベトナム
ティット・コー・ヌック・ドゥアthịt kho nước dừa [豚肉のココナッツジュース煮]
スプーンでちょっとさわれば崩れるほどにほろほろに柔らかく煮た豚肉が、口の中でとろけゆく感覚はたまらぬ美味しさです。
ボン・チエン・リイ・ザオ・トイbông thiên ly xào tỏi[花のつぼみのニンニク炒め]
ベトナム料理は全体に油が少なめなので炒め物もさっぱりとした味わいです。
トム・ラン・ボッ・チィェンtôm lăn bột chiên[エビのフリッター]
空気がたっぷりと含まれた薄い衣がさくっさくっと音を立てて口の中を崩れるのですが、とにかくその食感の軽さが今までにない味。う、そうか、これもしかして米粉使ってない?
ハイサン hải sản [シーフード]
新鮮なシーフードを焼いたりnướng、蒸したりhấp 、炒めたりxào、茹でたりluộc、お好みの食材を指さして、調理法を指示すれば注文可能。ね、簡単でしょ?
シャコtôm tít は豪快に蒸してから塩とレモンでぱくり。
ミー・ザオ mì xào lagim [中華麺の焼きそば]
xàoが炒めるという意味なので、ミー・ザオで焼きそば。
中国の広東地方にルーツを持つからか、広東風の細い麺で、その中華麺の味付けもヌックマムを使う他の麺類と違って醤油を使います。
ちょっとヌックマムの味に飽きたときに食べるとほっとする味つけ。
ゴイ・カー・ボップgỏi cá bóp [魚のサラダ]
しかも、このサラダはベトナムでは珍しく生の魚を食べる料理なのです。
生魚をレモンと塩で締めて揉んだもの。魚を洗いにしてレモンでしめた感じ。 今回の魚はスギ(black kingfish)を使っています。
コム・ハウ・タイ・カム cơm hàu tay cầm [牡蛎の砂鍋飯]
中国ではこの片手鍋を使って作る炊き込みご飯:砂鍋飯がありますが、これもやはり広東料理の影響をうけてベトナムに広がった料理でしょう(手間がかかるので香港ではこれを食べられる店が減ってますけど)。
中国の砂鍋飯は、肉の煮汁や脂がご飯にしみ込んで、シンプルだけどこってりした味わいのモノが多いですが、ベトナムはやっぱりさっぱり上品な味に仕上がっている。
ラウ・ホア Lẩu hoa [花鍋]
カボチャの花はメキシコでもケサディーヤスなどに入れますが、癖のない花で植物のみずみずしさとしゃくしゃくとした食感を楽しめます。
その他、筋っぽい茎や苦みのある花など、味わいが異なる花をエビ、貝、イカと共に煮て食べる。あっさり目でヘルシー。
ボン・ラン・チュオイ bông lan chuối [バナナスポンジケーキ]
単語だけを訳すとbôngは綿とか穂、lanは広がる、chuốiはバナナという意味です。
私の中でバナナの香りがふわーーと広がるケーキというイメージが作り上げられていきます。
ナイ・サオ・チュア・ンゴット nai xào chua ngọt [鹿肉の甘酢炒め]
鹿肉に限らず野生の獣肉は脂身が少なくて噛みごたえがありますが、脂の少ない牛もも肉を食べているような食感です。脂身の好きな日本人は固く感じるでしょうが、脂身が好きではない欧米人には至って普通の食感なのだろうな。

