百年前[火扁]蒸餃 [百年前蒸し餃子]
食堂にはいりメニューを開くと、保存の利く小麦や芋を使った料理が目に付きます。餃子や麺が多く、米は非常に少ないです。小麦粉を使った料理:粉食の一つである餃子は日常食として食すだけでなく、大晦日に家族そろって皮から手作りして食べる習慣※もあります。
中国の餃子は餡の中にニンニクを入れることはありません。
餃子のたれに好みで入れることがあるくらいです。
また、日本では焼き餃子が主流ですが、中国では水餃子がメイン。
余った餃子を美味しく食べるために焼いて食べることはありますが、
最初から焼き餃子にすることはあまりないのです。
つまり、我々が普段食べている餃子は日本で変化したワケですね。
また、写真の餃子は瀋陽の名店老辺餃子館の蒸し餃子。
「本店特色百年前[火扁]蒸餃」お店伝統の百年前からある餃子は、
羊肉と小エビとニラの入っています。(一盆60個で驚愕した。)
※中国で料理を注文する時は単位を要確認!
羊は古くから飼育されてきた家畜で、東北地方でも食べられていました。
現在では豚の挽肉を使った餃子の方が多いですが、
専門店では牛肉餃子、鶏肉餃子など、好みの餡を頼むこともできます。
また、白菜餃子など野菜餃子はうまみとつなぎに豚肉が使われます。
豚肉は脂が美味しいので、野菜にコクをプラスしますもんねぇ。
このお店の餃子はさらにどれも煮こごりを封じ込めて作ってあり、
一口噛むと、熱で溶け出したスープがジュワーっと口の中に広がります。
スープが溶け出す技法を使った粉食の代表は小龍包ですが、
皮がしっかりしている餃子であれば応用できるってことですね。
老辺餃子館は支店が多く瀋陽市内を歩いているとすぐ見つかります。
日本支店は新宿。現地で食べられるような気軽さがありません。
餃子は美味しいけど、餃子はサブみたいな扱いの中華レストランです。
それでも本場の味が日本で楽しめるので、機会があったら是非どうぞ。
※大晦日に餃子を食べる理由は?
昔、十干十二支で時を計っていた時代には、除夜の夜、亥の刻から子の刻に変わるときに新しい年と入れ替わるとされており、子の時に入れ替わることを中国語で「交子(jiaozi)」といいます。
これは「餃子」と同じ発音なので、年越しに餃子をたべると万事が思い通り順調にいくとされたそうです。
また餃子の形が昔の貨幣に似ていることから、財宝を招くという意味もあったとか。
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